- かいせん
- I
かいせん【会戦】大兵力による大きな戦闘。II
「奉天~」「蘭兵に~する為め出発す/浮城物語(竜渓)」
かいせん【回旋・廻旋】(1)ぐるぐるまわること。「(羅針盤ノ)針が~すると/竜動鬼談(勤)」
(2)植物の茎が支柱に巻きつきながら伸びていくこと。 右巻き(オニドコロなど)と左巻き(アサガオなど)がある。IIIかいせん【回線】電話・電信などの信号が通る線路。 通信衛星など無線による伝送路を含む。IV「~の故障」
かいせん【廻船・回船】国内沿岸の物資輸送に従事する荷船。 主に商船。 商品流通の活発化に伴い中世後期以来発達し, 江戸時代にはいると江戸・大坂の二大中央市場と諸国を結ぶ全国的な航路に就航して経済発展に寄与した。Vかいせん【改選】議員や役員の任期が終わったのち, 新しく選び出すこと。VI「委員を~する」
かいせん【楷船】江戸時代, 島津氏の支配下に入った琉球国が毎年薩摩藩へ米・砂糖などの貢納物を送るために派遣した官船。 ケーシン。VIIかいせん【海戦】海上での戦闘。VIII「日本海~」
かいせん【界線】(1)二つの地域の境界線。(2)投影図で, 立面図と平面図の境の線。IXかいせん【疥癬】疥癬虫の寄生によっておこる伝染性皮膚病。 かゆみが激しい。 指の間・わきの下・陰部など皮膚の柔らかい部分を冒す。 皮癬(ヒゼン)。 湿瘡(シツソウ)。Xかいせん【開戦】戦争を始めること。 戦闘を開始すること。⇔ 終戦「突如~する」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.